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落語が「ぞろぞろ」![]() 上方落語の「地獄八景亡者戯(じごくはっけいもうじゃのたわむれ)」と「たちぎれ線香」をベースに、「算段の平兵衛」「崇徳院」「高津の冨」「らくだ」「はてなの茶碗」などなど。とにかく落語がこれでもか、と「ぞろぞろ」でてくるお芝居である。 地獄はおりしも、先代閻魔大王の千年忌。記念の大サービスでおもしろい話をしたやつを、現世にもどしてやる。という閻魔様の粋な計らい。ここで飛び出したのが若旦那。「あれは今から百年前…」と語るのは、自分と芸妓小糸の恋物語。これに落語の噺があれやこれやで絡んでくる…というからくりだ。 山内圭哉の存在感にうなり、松尾貴史の器用さに改めて感心し、市川笑也のあでやかさに納得し、高橋由美子も意外にやるのね。と思っていると、あっというまに2時間半。 主役の若旦那(佐藤アツヒロ)と小糸(高橋由美子)以外は、9人が数十名の登場人物を早変わりで演じわけるというのも、醍醐味のひとつ。 一人で何役もを演じる落語ならではの演出だ。 つくづく落語の登場人物って、どうしてこんなに魅力的なんだろう~。 「人間ってほんと、おもしろおますな~」とおなかがすいてのどが渇くほど笑った。あとのビールのおいしかったこと。 監修は、米朝師匠。全編関西弁でテンポこのうえなくよし。 会場案内まで、関西弁で。 名古屋で聞くとあまり、おお~って思わないんだけど、東京で関西弁聴くと、なんか、新鮮。 ■
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by buchi128
| 2007-02-11 23:49
| 落語のツボ
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