つれづれ猫日記

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木のぼり

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タイトルを見てみなさん思うことでしょう.
木に登ったのは、ウチの飼い猫「すみくろ」だと。

登ったのは…。

飼い主です。

そう、
です。

先月、番組で長野~山梨~静岡へ取材にでかけました。
夏休み向けのドライブ企画で、
高山~北陸への、ちょっとしっとり大人のドライブと
富士山周辺への、ファミリー向けのアクティヴなドライブ
二つのコースを設定し、その下見でな、なんと、木のぼりすることになったのです。

訪れたのは、富士山麓にある「フォレストアドベンチャーフジ
木登りといってもよじ登るわけではなく、樹上にしつらえられたアドベンチャーを順にこなしていく。というもの。
木を傷めずに森をたのしむための、フランス発祥のプログラムです。

とはいってもね。大きな問題が。

ワタクシ、実は高所恐怖症なのでございます。
笑わないで下さいましね。一人で歩道橋をわたるのさえかなり勇気がいる。という恐怖症なのです。めまいがするというか、ひざががくがくするというか。そうそう。体育の授業、平均台を歩くときにさえ、ちょっと怖かったりしたものです。


しかし、どういうわけか飛行機やヘリコプターなんかは全然、怖くないんです。
実際に撮影のために、ヘリに乗って、片方のドアを全開したって、へ~っちゃら。なんです。「仕事だ」と思うからなのか。はたまた好奇心が勝つからなのか。シートベルトされているから「落ちるときはみんな一緒だ~」と腹がくくられているからなのか。…ま、多分そんな理由です。

件の「フォレストアドベンチャー」。
ハーネスをつけて、行います。いつぞやこのブログにも書いた「すみくろ」のハーネスとはワケがちがいます。
安全確保のためです。木に登るときも、登ったあとも、必ず、器具を取り付ける場所があって、そこで確実に安全を確保してから行動にうつらなければならないんです。
もう、びびります。高いところ、苦手ですからね。
でも、なんとなく好奇心はむくむくとわいているんです。
こんな機会でもなければ、自分でやらないですからね。

まずはハーネスをつけて木の上へ。
プラットフォームという足場まで上がるのですが、縄梯子だったりするんですね~。
長らく運動から遠ざかったウン十路女子には、なかなかハードなものがあります。(子どものほうがきっと身軽にできるはず。やったコースは小学校5年生から可能とありました)腕の力もなくなってるし、体も重くなってるしねえ~。そのうえ、この日は雨。我々、カッパを着てその上からハーネス装着。縄やワイヤーは少々滑り気味。慣れないので、必要以上に力がはいっちゃいます。
あ~。よっこらしょ。とようやく登って下を見下ろすと、あああ~~~。地上7メートルでも高所恐怖症持ちには心臓ばくばくに充分です。
安全を確保したら、今度はな~んと、向こうにそびえる木へと数メートルの綱渡り。です。
渡る方法はコースの中にいろいろあって、つり橋風に板が渡してあったり、網がかけてあるのはまだいいのですが、棒が一本。なんてのや、ワイヤーロープ一本なんてのが次々に登場いたします。もう、頼りになるのは、自分の腕と足、そしてワイヤーにつながれたハーネスだけ。
しかし、なんとしても前へすすまねばなりません。向こうの木へ、さらに次へと渡っていかなければ、な~んと地上に降りられないしくみになっているのです。「やっぱり、帰る」と途中で降りられないんですね~。

コースの最後は、ワタシが唯一やってみたいなあと思ったアトラクション。なんとかここまではがんばるぞ。
ジップスライド」といって、ハーネスからの縄を滑車につけて、ターザンみたいに最後は木の上から地上へと降りていくしくみ。飛び出すまで、勇気がいりますが(高所恐怖症にとってはね)やってみると、快適快適。
大人げなく「ひゃっほ~」と叫んでしまったのでした。


しかし、ご一緒したKディレクターは、「ここ、一番楽しみにしてたんです!」と大はりきり。
なんたって、トライアスロンやっちゃうような方ですから。普段から、鍛えてますから。おなかでてませんから。
ワタシは「もうこれで充分です~」と挑戦しませんでしたが、最高到達地点14メートルや、網へのダイブなんてハードなアトラクションも、楽々こなしておられました。

案の定、ワタクシ翌日、筋肉痛。
取材中にそう訴えるとスタッフは「見得張らないで下さいよ。本当は一日おかないとならないでしょ?」
い~え。見得ではありません。ちゃ~んと翌日。きましたよ~。

か弱い体にムチ打って、一体、どんな木登りをしてきたのか?
と思った方、中部地方にお住まいなら番組が観られますよ~。
と結局宣伝。

7月12日(日) 午後3時から午後4時25分まで
 「完全保存版 夏休みに絶対行きたい! これが三つ星ドライブコースだ!!」         
中京テレビ・山梨放送・静岡第一テレビ・テレビ金沢・テレビ新潟・北日本放送・福井放送・テレビ信州(中部ブロックネット)

大人のドライブには、ますだおかだの岡田圭右さんと田丸麻紀さん
ファミリードライブには ワッキーさんと天才演歌少女 さくらまや ちゃんが出かけてくれました。

ワタシの取材中は雨でしたが、ロケはとってもいい天気。滅多に観られない富士山の絶景も登場しますので、お楽しみに。
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by buchi128 | 2009-07-10 00:57 | 旅のツボ

何かいいことないか子猫チャン

「何かいいことあった?」

家を留守にしたとき、帰ってくるとまずこう聴くのだそうだ。
「普通は何か悪いことがなかったか? 大丈夫だったか?」
と聴くでしょ? ボクはそうじゃないの。 

「何かいいことあった?」って聴くようにしてるの。

とは、漫画家の故・横山隆一さん

今年は実は生誕100年にあたる。(何と松本清張と太宰治と同じ年!!)
アーカイブス番組を仕事でチェックしていてこんなインタビューがでてきた。

横山さんといえば、
サザエさんと並ぶ昭和の国民的人気漫画あのフクチャンの産みの親だ。

多才で多趣味。
カメラ好きで列車好き。部屋一面の鉄道模型コレクションは、
自作模型もとりまぜて驚くべき凝りようだった。
しかし、なんといっても今回取材していて一番驚いたのは、
1000点を超える珍コレクション。

日本縦断を徒歩でしたときの植村直己の足のタコ。
川端康成の胆石。
歴代警視総監の指紋。(これはいつも人に指紋を採らせているから。だそうな)
トキワ荘の壁は横山さんを尊敬する手塚治虫たちから証明書つき(!)で贈られている。

役にたたないけど、「面白い」から集める。
楽しいから真剣に遊ぶ。
この「遊び心」の徹底ぶりは天晴れである。

生き方上手とはこういう人をいうのだな。
と画面の中でいきいきと語り、笑う横山さんを見ながら思う。
おもしろいこと、わくわくすることをずっと探しつづけていた人だ。

「何かいいことあった?」

自由奔放でいたずら好き、
フクチャンそのままの人生を送った横山さんならではの、コメントである。
きっと自分が留守のあいだに、何かおもしろいことがあったらくやし~!(笑)
って思っていたんだろう。

この言葉、人にかけてもよし。かけられてもよし。
なんだか「ほどよく」(ここ大事)うきうきできる。

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覚えておこう。
留守番してたすみくろにかけてみよう。

というわけで、
早速ためしてみた。

しかし…。

「にゃ~~~~~~~~~っ」(どこ行ってたの~~~~)
「がぶがぶがぶ(噛み付く音です)」(遊ぼ。遊ぼ。遊ぼ)攻撃であっけなく終了。

何日も実家に預けっぱなしで、
お江戸へでかけていて悪かったよ。すみくろ。
でもね。これもオマエさんのカリカリ代のため。
といいわけをするワタシである。

そんなこんなで。
すみくろに留守番をさせた番組。仕上がりました。
『蔵出し劇場 あの人からのメッセージ ~遊びをせむとや生まれけむ~』横山隆一さんと、グラフィックデザイナーの福田繁雄さんの組み合わせである。
「日本のエッシャー」とも称されたトリックアートの第一人者。
福田さんのメッセージからも、「遊び心」の大切さをひしひしと感じさせられ、このお二人を組み合わせて構成させていただくことにした。実は……意外なつながりもあるのである。(番組の中でのお楽しみ)

6月25日(木)18時~18時39分 の放送。NHKBS2 

遊び心の達人のお二人の生き方が少しでも伝わってくれるとうれしい。
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by buchi128 | 2009-06-10 11:55 | ねこのツボ

天国へのお引越し

最近いろんなニュースでもとりあげられていますが、「遺品整理」。
そこから透けて見える孤独死のドキュメントの構成をさせていただきました。(先日、遺品整理業がドラマにもなってましたね。奥田英二さん主演で。「それ、現実とちゃうちゃう」と突っ込みどころ満載でしたが…)

「天国へのお引越し~遺品が語る孤独死の現実~」
名古屋の中京テレビで、27日(水)26時55分~27時50分

放送します。すご~い時間ですが、よろしかったら夜更かしに、おつきあいください。

ここ数年、友人の思いがけなくも悔しい死にたてつづけに直面しました。
また、そのための覚悟ある準備に触れることもあり、
自らの「死」についても、改めて考えることが多くなりました。
一体、自分にどんな形で人生の幕引きがやってくるのか。
またその後のことを考えたことがあるのか…。
さすがに能天気なワタシも、さまざま思いを巡らすようになりました。
そんなとき、この「遺品整理」のドキュメントのお話があり、
「あんたもそういうテーマにかかわってもいいよ」
という許可をどこか遠い遠いところからいただいたような気分になりました。

「生きているうちに自分のことをちゃんとしておきたい」。
天国へと見送った友人は、病を宣告されたとき、そう言っていました。
今回、番組でも「生前予約」を考えている女性にお会いしました。
「誰にも迷惑をかけずに…」とおっしゃるのですが
「必ず迷惑をかけるものです」「かけていいんですよ」と遺品整理をする人はそう語りかけます。


年をとったら、物を整理して、身軽にするべきだ。という考え方もあると思います。

しかし、たまたま並行して手がけていた別の番組で、取材をさせていただいた漫画家の横山隆一さんは、大好きなものをずっと身近に集め、置いて、それらに囲まれて、それはそれはすばらしい晩年を過ごされました。身軽ばかりが良しというわけでもないのだと、その生き方を羨ましく感じたりもしたのです。

生きていくということは、いろんなものを身にくっつけていく日々なのかもしれません。
それを最後にどうするのか? どうしたいのか?

「納得する幕引きって何だろう?」
スタッフも何度も長い長い議論を続けました。
そして今も、悩みつづけています。
今回の番組づくりは、また
「生きる」ことを考えさせられる作業でもありました。


一人暮らしの部屋で締め切りに慌て、つい、足もとに散らかった資料を踏んで足をずるっとすべらしたりすると
「あ~。ここですっころんで、頭ぶってそのまま死んじゃったらカッコわるぅ~!」
と心配になることも1度や2度じゃございません。
家族がいるといっても、離れてくらしていれば、数日後に発見。
なんてこともありうるわけで…。
扉一枚で守られる空間は、また扉一枚で、人を拒絶する空間ともなるのです。
アホな飼い主に、えさをもらえず、餓死したすみくろと一緒に数日たってから発見。
なんてことになったらどうしよう…。

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とりあえず、よろしくっ!  とすみくろにおこられそうです。
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by buchi128 | 2009-05-26 04:40 | ねこのツボ

マスオさん

といえば、
私の世代は、やっぱり近石真介さんである。

一度、ナレーションを読んでいただきたい方の一人であった。
ようやく夢がかなった。
感激である。

30日16時から放送する 
東海テレビの特別番組「いきいきキッズ大作戦」で
ナレーションを担当してくださったのだ。

転ぶ、長く立っていられない、人にぶつかる…。
まるで老人の体力不足のようだが、
これ、みんな今どきの子供たちの問題。
外で一人で遊ぶと危ない、塾がある。親が忙しいなどなど…。
最近の子供たちは、身体を動かす機会がなく、このままちゃんと身体をうごかす訓練をしておかないと、命にかかわるというちょっと物騒なお話だ。

番組の中では、幼稚園で活躍する体育専門の講師や、体育の家庭教師の授業をリポートする。
身体を動かすこと、わざわざ教えてもらわなくっても「遊ぶ」ことでちゃんと身体の訓練って、できていたんだけどね~。
そんなことをいいながら、近石さん、あったかいナレーションで子供たちを励ましてくださった。

しかし、わが家のこの仔の運動不足は心配なさそうだ。

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♪おさかなくわえた どらねこ~すみくろ~♪ 
は、今日もお気に入りのさかなのおもちゃをくわえて走り回っている。
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by buchi128 | 2009-03-27 20:47 | ねこのツボ

初対面でいきなり…

おしりもじもじ。
心ここにあらず。
落ち着かない、おじいちゃん。
取材している当方としては
「何か、失礼なこと、言っちゃったのかなあ」
ちょっと心配になる。

すると…
「まあ、カメラ(取材)はええかね。早く家へ帰りたいんだけどねえ」
と名古屋弁で、にこにこおっしゃる。
「え~? やっぱり取材拒否?」
当時、駆け出しだったワタシ。
ディレクターにどなられたらどうしようとドキドキした。

おじいちゃんの名は、杉本健吉。
そう、あの画家の杉本健吉さんである。
「今朝ね、ものすご~く。きれいにぼたんが咲いたんだわ~。早く家へ帰って描きたいんだわ~」
そうか~。だからもじもじしてたのか~。
なんだ~。当方の取り越し苦労だったのだ~。

杉本さんのモットーは「感激したら即描く」こと。
「感激は受胎」と常々おっしゃっているのだから。
もう描かなきゃいられない。根っからの画描きさん。
まるで子どもが純粋に描きたいように、心も体も動く方なのだ。

こんな人、初めて会った。
当時、80歳になられたばかりだったと思う。
このエネルギーはすごい! 一体、どこからくるのだろう?
圧倒されたのをよく覚えている。


あれから20年以上が経った。
杉本さんも98歳で亡くなられた。

しかし、またお会いすることができたのである。

NHKのアーカイブス映像を再構成、新たな切り口で創る
「蔵出し劇場 あの人からのメッセージ」をまた担当させていただいた。
今回は杉本健吉さんと、その親友、写真家の入江泰吉さんとの
組み合わせ。

お二人は奇しくも同じ年、戦後41歳の時に、奈良で知り合い、その友情は終生つづいた。
生涯を奈良に捧げたともいえる入江さんと、「奈良の杉本」と評されるほど「惚れて」奈良を描きつづけた杉本さん。残された膨大なお二人の番組を観、エピソードをうかがうにつけ、思うことはひとつ。
縁(えにし)の不思議さと大切さ。
お二人とも素晴らしいアーティストであることは間違いないが、杉本さんは入江さんが、入江さんが杉本さんがいなかったら…と思う。心支えあう、また才能あふれた友人をもつことが、これほど人生を豊かに、またエネルギッシュなものにしてくれるものなのか。と。
そして、その出逢いは人生を折り返したあとでも、充分であるのだ。と。

私も、不惑近くなってからであい、普段は離れていてもときどき会っては刺激をもらう6人の仲間がいる。先日、その友人の一人が長年頑張っていた小説で賞をとり、皆で祝ったばかりである。ついだらけてしまうときは「こんなことをしていると仲間に申し訳ない」と励みになり、仲間に喜びごとがあれば、それはまた、自分のエネルギーになる。

仲間に出会ったのも縁なら、こういう仕事に就いたのも縁。
今回のように仕事をはじめたばかりの頃に出逢った「忘れられない人」に
もう一度番組で出逢えたのも縁といわずして何と言おう。

「あの頃のように、がんばりなさい。感激を忘れちゃいかん」と杉本さんに言われたような気持に勝手になっている私なのである。

そんな初心に帰った番組は
NHK BS2 「蔵出し劇場 あの人からのメッセージ 友と二人 大和の心を愛す ~入江泰吉と杉本健吉~」19:45~20:25 で放送します。

お時間あればご覧くださいませ。
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by buchi128 | 2009-02-17 08:20 | 初めてのツボ

怒ってる?

おかげさまで、すみくろのいらいら、怒りはおさまりました。

翌朝、一番で獣医さんへかけこんだのですが
「大丈夫、大丈夫」とものすごく力強い、せんせ~のお言葉。
「この仔はカンが強いのね。きっと」とのことでした。
猫にもあるのか…カンの虫…。

しかし

怒りはおさまらないのが、
今年一年のいらいら、ぞ~っ、むか~っ! 
とする事件の数々。

信じてたのに…あんな危険な食が出回っていたなんて!
弱いものは切り捨てればいいの?
高齢者や派遣労働者へのあまりなしうち。

「怒」の文字は、連日のニュースで積み重なるばかり。

そんな怒りをぶつけちゃえ!
とばかりに、年末の特番を担当させていただきました。

「2008宮根誠司”怒り”冬の陣 許せない事件50連発」
タイトル通りあの、「ミヤネ屋」の宮根さんが、
大将となって怒りまくってくださいます。
中部ブロックとよばれる、中部地区の放送局合同の特別番組。
中京テレビのスタジオで、先日、録画が行われたのですが、
各局のアナウンサーさん達も宮根さんに負けじと、熱いリポートを届けてくれました。
さらに、「怒り」にふさわしい、ゲストのみなさん。
あんな人やこんな人(こちらは放送をお楽しみに。といいつつヒントになっちゃう?)

27日(土)13:30~14:55 
中京テレビ・静岡第一テレビ・テレビ金沢・福井放送・山梨放送・テレビ信州・テレビ新潟・北日本放送
 で放送されます。

をのをのがた。
来年こそ、ねこも人間も安心して暮らせる一年を勝ち取るのじゃ~!

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ね? すみくろちゃん。
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by buchi128 | 2008-12-25 17:32

あこがれの女(ひと)3人

お一人は、大好きな日本画家・片岡球子さん
富士山に生涯取り組みつづけ、
また60代からは歴史上の人物をとことん追求した人物画、
「面構」シリーズにファンも多い。
独特の作風に「ゲテモノ」と評され、若い頃は不遇の時代をすごすけれど、
それでも、人になんといわれようと「自分らしい画」を描くことにまっしぐらだった人である。

そしてお一人は、俳人、鈴木真砂女さん
運命の恋を貫いた女性。
道ならぬその恋を隠すことなく、素直な言葉で、軽やかに詠みつづけた
彼女の人生そのものにも、ファンが多い。
「こんな風に歳をとれたら」と思わず憧れる、
キュートなおばあちゃまぶりも魅力である。

「女の道は一本道でございます」
とは大河ドラマ「篤姫」の名セリフ。
まさにそんな一本道を貫き通した潔い生き方を
二人から読み取ろうともくろんでしまった。

NHKに膨大に残されているアーカイブスを再構成しての番組。
球子さんは103歳、真砂女さんは96歳で
すでに鬼籍に入られたお二人だが、
インタビューや残された映像を見ればみるほど、
その魅力は増すばかりであった。


そしてそんな番組のナレーションを担当したいただいたのが、
3人目の憧れの女性。
加賀美幸子アナウンサーである。

以前このブログにも書いたが、
私はとにかく「声のステキな人」に弱い。
これは男女問わず。なのである。

加賀美さんは、
「一度でいいから、自分の書いた原稿を読んでもらえたら倖せ」
と思っている私の勝手な「憧れリスト」の中の一人。
昨年の大河ドラマ「風林火山」にはまったこともあるが、
(加賀美さんがナレーションを担当しておられた)まさか夢がかなうとは! 

「あの人からのメッセージ 生きて 生き抜いて~明治女のガンコ道~
(BS2 10月29日 19:45~20:28)

あこがれの女(ひと)三人に囲まれて
番組づくりの大変さもふと忘れる日々をすごさせていただいた。

真砂女さんの代表句で
「今生のいまが倖せ衣被(きぬかつぎ)」

というのがある。

倣えばまさに「今生のいまが倖せ番組づくり」であった。
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by buchi128 | 2008-10-26 02:09

ファイナリスト

ぱちぱちぱち~。

構成・演出をしたラジオ番組が、
「第四回日本放送文化大賞」というのにノミネートされました。

このブログにも以前書きましたが、今年の冬から春にかけて、せっせと岐阜県・中津川へと出かけて創った地芝居をテーマにしたエンターテインメントの特別番組です。
「だから歌舞伎はやめられない!~カブキモノたちの町・中津川~」と題して5月の終りにFM愛知で放送させていただきました。

番組の賞はいろいろあるのですが、これは民放のテレビ、ラジオ番組の賞で、視聴率ばかりを追いかけないで、番組の質を追いかけようと2005年に創設されたもの。
「グランプリをとった番組は、必ず全国放送する」という約束があるのです。これは作り手冥利につきます。なんといっても作り手は、できるだけたくさんの人に見て、聴いてもらいたいという思いが一番強いはず。それも「よくできました」マークをつけて放送していただけるのだから、こんなに光栄なことはないのです。

それに、もしそんな栄誉がいただければ、長い間取材にご協力くださったみなさんに恩返しができるということです。
放送がすんだあと、中津川の歌舞伎保存会のみなさんから
「実は、ラジオという音だけの世界で、どう表現されるのかと思っておりましたが」
(やっぱり、心配だったんだ~。そうですよね~)
「想像以上に、私どもの思うところが、的確に表現されており、私どもの「道楽」が、広く、吹聴される事は、有難い事です」
ととてもうれしいメールをいただきましたし。

だから…、もっともっと「広く吹聴」するためには…。
ほしいですねえ~。グランプリ。(遠い目)

でも…。

難しいんですよね~。

だって、一等賞にならないといけないんですもん~。

全国を7つの地区に分け、ドラマから報道、エンタテインメントまで、ジャンルを問わず(いわば無差別級です)全国のテレビ、ラジオ局から出品された番組の中から、それぞれの地区代表をテレビ、ラジオで1作品ずつ選び、その番組がファイナリストとなります。ファイナリストはテレビ、ラジオともに7作品。全国大会でこの中からそれぞれたった1作品ずつのグランプリが選ばれるのです。嗚呼、道のりは遠い…。

でもね。
ちょっと自慢しちゃいますが、実は…。

この賞にノミネートされ、ファイナリストとなるのは、何と3度目なのです。
えっへん。

でも。でも。

ずっとファイナリストどまりなんです…(涙)

ファイナリストになるのも大変ありがたきことではあるのですが、メダルとなるともっと大変。
レベルは違いますが、北京オリンピックを見ながら痛感いたしました。しかし、グランプリにならないと、全国で再放送はしてもらえないのです~。メダルの有無は扱いが違うのでございます~。


果たして、3度目の正直となるのか?(喜)

それとも…

2度あることは3度ある…となってしまうのか?(涙)

こればかりは…神さまに祈るしかありません~。

うれしいうちに、書いておきま~す。
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by buchi128 | 2008-08-28 20:40

初めての床山さん

アップするのが遅くなってしまったが、先の日記で書いた、「相撲部屋」取材の目的はこれ。

a0085246_11572154.jpg何の道具かおわかりだろうか?

床山さんの道具箱。
力士たちの髪を結うプロフェッショナルである。

「スタイルプラス」という番組の中で、東海地方の職人を取り上げるコーナーがあり、その取材でうかがったのだ。
床山さんの必須アイテムは何と言っても「くし」。
それもつげの櫛。
実は、力士御用達のつげ櫛を作っているのは、たったひとり。
名古屋市内の職人さんなのである。

くし職人さんは、以前、別の番組で取材させていただいたことがあるが、実際に使っている床山さんの取材をさせていただくのは初めてだ。
何をかくそう。ワタクシ、小学生のことからの相撲好き。

ディレクターに
「朝、早いけど…」といわれても
「行く、行く、這ってでも行きますっ!」

前夜はこの取材のための台本を徹夜で書かなければならなかったのだが、それくらいが何だ!「這う」どころか、スキップしながら、松ヶ根部屋の稽古場へ足を運んだ。

あのもと「若嶋津」の部屋だ。

「わ~い。わ~い。若嶋津だぁ~」とやりたかったのだが
そこは大人。それに仕事なので、ぐ~っと我慢する。
しかし、心はドキドキ。ほとんど、女子高校生状態。

朝稽古がすんで、いよいよちゃんこ。そして、その横で床山さんの仕事が始まる。

松ヶ根親方に「まずはちゃんこどうぞ」といわれて、もう、すぐさま前に座りたかったが、ディレクターやカメラマンが動くまで、これもじっと我慢。

プライベイトで相撲の朝稽古を拝見したことはあったが、ちゃんこも実は初体験。
a0085246_11594578.jpg若い力士がよそってくれる。
きゃべつと肉がたっぷりの鍋を、ポン酢でいただく。このポン酢にちぎったのりがいれてあり、これが中々風味よし。

会話もはずんできたところで、ついに勇気をふりしぼってお願いする。
「あの~。ちゃんこ鍋のお写真、とらせていただいていいでしょうか?」

ああ~~~。取材なのに~。
大人なのに~。 ワタシったら~。

「どうぞ。あ、じゃあキャベツの下に埋もれてる肉も出して~」
などと気さくに応えてくださった。

お言葉に甘えてパチリ。
おいしくてぱくり。

もちろん、床山さんの取材もしっかり!(ここが大事)

力士の髪を結うのをあんなに間近で拝見したのは初めてで感激した。
4種類のつげ櫛。力士ごとに名前をはった鬢付け油。
ブリキのハコに水がはってあるがこれが大切。
水とびんつけ油とをいかになじませるか?がコツなのだそうだ。

松ヶ根部屋の床山さんはまだ三等床山(修業の年月で段階があるのだ)だそうだが、部屋の力士たちにとても信頼されているのがよくわかる。髪をゆだねているときの彼らの気持ちよさそうな表情がそれを物語っている。
「こんなに近くで見られたことないからテレますねえ~」
力士たちも床山さんも照れることしきり。

どうして床山になろうと思ったのか。くしの取材には関係ない質問にも、にこやかに答えてくださった。
顔かたちや髪質によって少しずつ工夫していることや、他の力士の頭についつい目が行く話しなど、取材は笑顔の中で和やかに進行。
「いつか横綱の大銀杏を」
床山さんと部屋の力士たち、両方の夢がいつかかないますように。

びんつけ油の甘い香りが部屋中に漂って、幸せな時間をすごさせていただいた。

地下鉄や、電車の中でこの香りをかぐと「ああ、夏が来たなあ」と思ったものだ。
名古屋の夏はこの香り、とどこかで刷り込まれているのだろう。

今年は、実は、高校時代の友人たちと夏場所前に「土俵祭り」(土俵の中央に勝栗やするめなどを埋め、土俵を清める神事)を見学。夏場所も観戦した。

名古屋の夏はやっぱり、相撲だがね~。
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by buchi128 | 2008-08-05 12:08 | 初めてのツボ

昆布の天日干し??? koneta

Excite Bit 投稿コネタ 最新お題投稿!

北海道日高の海岸の砂利の上、天日干しされている昆布。

a0085246_13151378.jpg



…だと思ったら大間違い。

一体、この物体は???


ただいま、名古屋場所真っ只中。

昨日、松ヶ根部屋へ取材にでかけてきた。

ここまで言えば、おわかりですね?

そう…。

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この数時間前、この物体は、こういう状態だったのだ。


ほどよく塩もふいてます(笑)




このところ相撲づいている。

先日、プライベイトで土俵祭りを見学したのだが、今回、床山さんの取材をさせていただくことになったのだ。その道具も、中々興味深かったが、それはまたあとで。
なんといっても、取材を終えて、でてきた宿舎のこの風景に釘付けになっちゃったのでね(笑)
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by buchi128 | 2008-07-24 13:26



今日も道端で出あった気になる猫と、きままなおしゃべり
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