つれづれ猫日記

与太郎が地球を救う?

与太郎」といえば、落語でお馴染みのボケキャラ。

アホでドジで能天気。おまけにはたの迷惑考えず、とことんポジティブ。というお決まりの設定で、落語には欠かせない存在でございます。

先日、そんな与太郎は、「実は地球を救うスーパーヒーローだった」!!という、とんでもないけど笑える「落語ミュージカル」を堪能いたしました。

a0085246_2065097.jpgお題は『落語の国のプリンス』。
極楽歌劇団という浪花の演劇集団が、東京は下北沢のタウンホールでどったんばったん。
落語のおなじみの話を盛り込みながらの人情活劇ミュージカルって
「どんなやねん?」と興味津々で出かけたのですが、これがオオアタリ~

脚本(ホン)がとってもよ~でけてる。(とつい大阪弁に…)
役者さん、みんな達者や~。歌も踊りも落語も(間に落語も入るんですわ)みなさん、でこぼこなく、うまい!

落語好きな人はもちろんだが、そうでなくても充分楽しめる。
愛・地球博のテーマじゃありませんが、「人類の叡智」を信じさせてくれるいやいや、すばらしいお噺でございました。
あるひ突然、空から降ってきた捨て子を、落語でお馴染み貧乏長屋の八っつあん、熊さん、ご隠居もろもろが、「与太郎」と名づけ、みんなで育てるというお噺なのですが、落語の「道具屋」「寿限無」「らくだ」「地獄八景亡者の戯れ」「ろくろ首」などなど、エッセンスから物語まで、実にうまくまぶしてあり、最後は与太郎が、地球を救うために自分の頭についている(うまれつき頭に星が生えてるって設定なんです。この与太郎)星で自殺する、ってところは「あたま山」をベースにしたまさに「あたま星」ともいえる幕切れ。不覚にもわたしゃあ、涙を流してしまいました。

ところで、浪花の劇団が東京で上演するって大変なのね。と名古屋っ子の私は、下北沢の劇場で思いました。
関西のお笑いは子供のころからなじんでいるけど(土曜の午後のテレビは吉本と松竹新喜劇でした)、関西の人には「常識」のギャグが東京で即、通じなかったりするのね~。いちいち説明しなきゃいけないところがあって、「ご苦労様」って場面も多数。箱根の山って高いのね~。
そのいい例が、「道具屋」をもじったシーン。火事場から拾ってきたのこぎりを売っちゃう道具屋が、のこぎりでひと笑いとるんですが、のこぎりを足に挟んでバチでたたいて楽器にするってやつをやるんです。
ほら、あれですよ。あれ。

みなさん、ご一緒に。

 ♪お~ま~え~は~ア~ホ~か♪ 

横山ホットブラザーズの定番ですけど、完全に理解していたお客さんは一握りだった模様。役者さんが「はい!ご一緒に」といっても、大笑いしながらも、食いつきが少なくて、「やっぱり、東京じゃまだまだか~」と無念のひと言。

というわけで、この極楽歌劇団、のりのりの大阪で見たらもっとおもしろそう!
観客と一緒になって、楽しさ倍増、きっと間違いなし、ですわ!


※落語「あたま山」。山村浩二監督のアニメでアカデミー賞を受賞した「あたま山」の原作でもあります。ワタシも大ファンの浪曲師・国本武春さんがうなってます。立川志の輔さんの解説がとてもわかりやすいので、興味のある方はこちらをどうぞ。
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by buchi128 | 2009-10-18 20:04 | 落語のツボ
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