つれづれ猫日記

明治座デビュー その1 (上もよんでね)

a0085246_3332912.jpga0085246_3334675.jpgところで、ワタクシ、この夏、もうひとつの明治座にもデビューした。
岐阜県、中津川市、旧加子母村にある「明治座」。今年の7月23日。十八代目中村勘三郎の襲名披露公演を見に出かけたのだ。全国各地に残る芝居小屋で、江戸時代の芝居見物の風情を楽しんでもらいたいという勘三郎の粋な試みだ。岐阜のこのあたりには、地歌舞伎の小屋が多い。緑の山を背景に、ひときわ目をひく古い建物。小屋への幟が役者を迎える拍手のようにはためいて、これだけでもうわくわくしてしまう。600人そこそこのキャパなのだが、「MY座布団」を抱えて、やってくるおばあちゃんや、多分ご近所さんなのだろう、まるで井戸端会議のようなにぎやかな一角もあったりと、すでに始まる前から、村中の人が芝居を楽しむ気風にあふれている。昼の部は『本朝廿四考』『身替座禅』。舞台も狭ければ、セットも簡素にしてあるが、花道はひたすら近く、役者の息づかいは、手にとるよう。まさに、役者と観客が一体になって芝居を作っているという充実感があった。昨年の東京歌舞伎座、名古屋の御園座ももちろんすばらしかったが、立派な劇場のムードもあってかどうしても、こちら側も「観せていただく」という姿勢になる。しかし、ここでは「一緒にとことん楽しんじゃおう!」という熱気が場内にむんむん。役者側もその中に、どん、と身を任せてくる。その駆け引きがまた、さらに芝居を盛り上げ、ひょっとしたら、このまま夜までやるつもりなんじゃないか。と思えるほど。カーテンコールもまるで、小劇場かという勢い。「歌舞伎」というと、実のところちょっと構えていたワタシ。ひょっとしたら、これが本当の歌舞伎デビューだったかもしれない。
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by buchi128 | 2006-10-29 20:30 | 落語のツボ
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今日も道端で出あった気になる猫と、きままなおしゃべり
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